2010/9/12 (日)
食品スーパーのHIDセラメタランプ導入事例
8月中旬、滋賀県大津市の食品スーパーS店様にHIDセラメタランプを導入いたしました。店内には12Vのダイクロハロゲンランプ中心に、HIDランプ、電球型蛍光灯ランプ、100Wハロゲンランプなどつけられておりました。
ダクトレールが天井直付けで陳列ケースとの距離が約2.5ｍ以上あるため、当初LEDでの提案を行いましたが、照度が足りなくなるおそれがあることと、またより食材の鮮度感や美味しさ感を出したかったので、高演色性の観点から、省エネ性の優れた食品に強いHIDランプの提案に切り替えました。
惣菜の揚げ物コーナーでは、写真に見られるように、以前は7ヶのスポットライトが使われておりましたが、HIDランプを3ヶに削減して、なおかつ優しいウォーム色が出るミラー、レンズを使い、揚げたて感のある、美味しさが伝わるような色合いに仕上げ、より明るく演出いたしました。
鮮魚の刺身コーナーでは、以前は4ヶのハロゲンランプが使われており、全体的に照度が足りずやや暗い印象の売り場でした。そこで2ヶHIDランプを入れ、鮮魚の青みと赤みが生き生きと感じられ、鮮度感が伝わるようなパンチの効いた光が得られる仕様にいたしました。
実際に2週間程度、惣菜売り場と鮮魚売り場で実機を使ったテストを行い、お客様からもこれならＯＫということで導入が決定しました。
そしてこれまではダイクロハロゲンなど16ヶのスポットライトがついおりましたが、HIDセラメタランプを8ヶに半減させることができ、省エネの面でも今後大きな効果が得られます。
『今までとぜんぜん違う。とても明るくなって、商品が生き生きと美味しさが伝わってくる』と、とても高い評価をいただくことができました。
2010/9/4 (土)
ガソリンスタンドで水銀灯からLEDランプに交換
8月上旬滋賀県大津市比良のガソリンスタンド「野々口石油」様で、天井灯の400W水銀灯＋ナトリウム灯撤去に伴う入れ替えとして、72WLEDランプを20台導入していただきました。
屋根のリニューアル工事に伴う照明器具の交換だったため、LEDを入れるにはちょうど良いタイミングでした。
経済的効果については、LED天井灯のページに詳しく書いておりますのでそちらをご覧下さい。
また追加工事として、9月の上旬に事務所内の水銀灯のダウンライト4ヶ所もLEDランプに交換をさせていただきました。
2010/8/28 (土)
果物店のHIDセラメタランプ導入事例
5月下旬、滋賀県高島市のフルーツショップ「みのりや」様にHIDセラメタランプを導入いたしました。
85Wのダイクロハロゲンランプとレフ球のスポットライトが18ヶ使われており、当初電気料金の削減でLEDスポットライトのご提案をいたしました。
ところがオーナーは照明にはかなりこだわりをお持ちで。商品の見栄えで売れ行きが左右されることもあるので、電気料金の削減にプラスして、明るさと色合いも求めてこられました。
精肉で使われるような赤みの強い光を望まれており、LEDスポットライトを各種テストしてみましたが、なかなかオーナーの厳しい目にかなうことができませんでした。
そこで、ハロゲンランプよりも省エネ性が高く、また果物の商品特性を十分に生かすことのできるO社HIDセラメタランプの提案に切り替え、デモンストレーションを行いました。また台数削減により現状の電気料金が下がる提案も行いました。
テストの結果、照度も今まで以上に明るく、色合いもミラーや前面レンズの調整等によりまったく申し分なく、オーナーに納得していただくことができました。
また導入コストについてもリース方式のため、毎月の電気料金削減分の中からまかなうことができたため、まったくの持ち出しゼロで導入していただくことができました。
2010/8/25 (水)
園芸店の省エネ蛍光ランプ導入事例
6月上旬滋賀県長浜市の園芸店「観翠園」様に、店内天井灯を水銀灯から大型省エネ蛍光ランプ「スーパーサンライトＡ」に交換、設置を行いました。
営業で最初訪れた時、400Wの水銀灯とナトリウム灯が使われおり、店内は全体に赤みがかっており、またビームランプとLEDのスポットライトが入っておりましたが、暗い箇所や照度が足りなかったりで、全体的に演色性の低いライティング状況でした。
そこで、店舗全体の照明の最適化の提案をさせて欲しいと社長に申し上げ、いくつかのパターンで提案をさせていただくことになりました。まず優先順位として、電気料金削減と演色性の問題から、天井の水銀灯を早急に変える必要があると思われたので、弊社の大型省エネ蛍光ランプ「スーパーサンライトＡ」を提案し、デモも行いながら、導入が決定しました。
「スーパーサンライトＡ」は水銀灯と同じ口金がE39のため、器具ごと交換しなくてもランプの交換だけでいけますが、安定器内蔵のため既存の安定器が不要になります。従って簡単なバイパス配線工事が必要になります。
水銀灯やナトリウム灯は色温度が低く、赤みを帯びているのに大して、スーパーサンライトＡは蛍光灯の昼光色と同じ発色のため、自然に近い色合いになります。
また今回は、オプションとして紫外線を99%カットした防虫処理済ランプを入れたため、以前のように虫の飛来はかなり少なくなると思われます。
スーパーサンライトＡの詳細については、省エネ蛍光ランプのページをご覧下さい。
引き続きＫ店様の照明改善を行なわせていただき、順次導入事例でアップして参ります。
2010/8/23 (月)
メガネショップのLED･HIDセラメタランプ導入事例
6～7月滋賀県湖南市にあるメガネショップの「ナカザワ本店」様に各種LEDランプの導入テストをさせていただきました。
最初店長に電気料金の削減の事例を見せてLEDランプの提案をしたところ、省エネ性は一定理解をしていただいておりましたが、ただ本当に理屈どおり電気代が削減できるのかと半ば疑っておられました。
そこで現場調査を行い、後日あらためて試算表をお持ちし、具体的な削減シミュレーションの説明を行いながら、実際にLEDランプのシミュレーションの内容でテストしてみることを提案しました。
ただ試算とほぼ同様の結果が出れば、そのまま納品させていただくという条件を提示しました。店長もそれなら問題はないであろうから社長には説明しておくとのことで、さっそくLEDランプの手配を行い、2週間後に設置をいたしました。
内容は天井ダウンライトとして80Wビームランプ36ヶをLEDランプ7Wに、75Wミニハロゲンランプ10ヶをLEDランプ5Wに、棚照明として40Wダイクロハロゲン5ヶをLEDランプ3Wにそれぞれ交換しました。
1ヶ月後、店長から連絡が入り、6月の関電の請求書を見せていただきました。ほとんど試算表と同じ数値がでたため、店長も大変満足そうな顔をしていただけました。
そしてさらにその後の7月の1ヶ月の数字を見ると、試算では削減金額▲12,000円となっていましたが、実際の削減金額は前年対比で▲19,000円ありました。これはLEDランプ導入により室温の上昇が抑えられ、空調の効率化が図れたのでないかと考えられます。このように照明をLED化することで、2次的効果が出るという点も明らかになりました。
8月に入り3箇所もう少し明るさが欲しいということで、HIDセラメタランプの提案を行い、追加で盆明けに納品をさせていただきました。日中は天日とベース照明の蛍光灯＋LEDランプで結構明るいので、それを上回る強い照度が必要だったためです。やはりLEDもHIDセラメタのパワー、演色性にはまだまだかなわないのが現状です。
