一般財団法人日本品質保証機構(JQA)北関西試験センター

イミュニティA60&G50、JIS防水保護等級IPX5適合試験結果

LED電球を屋外使用するためにはいろいろと乗り越えなければならいハードルがあります。室内とは違って屋外は様々なリスク要因があるからです。

A60&G50は屋外使用でも耐えられるよう<防水仕様>設計を行いました。

そして2024年8月20日、一般財団法人 日本品質保証機構北関西試験センターにて防水試験を受けました。

イミュニティ防水A60/6W/E26

A60

イミュニティ防水G50/E26

G50

JIS規格防水試験

試験製品:LEDフィラメント電球プレミアム<イミュニティ>のA60及びG50

試験規格:JIS C0920:2003電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)保護等級IPX5

https://kikakurui.com/c0/C0920-2003-01.html

外来固形物に対する保護等級

【IP〇X】

※〇は等級0~6が入る

水に対する保護等級

【IPX〇】

※〇は等級0~8が入る

我々が今回の試験で行ったのは「水に対する保護等級IPX5」で、「噴流 (water jet) に対して保護する。あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 」という内容です(『噴流』とは激しい勢いで流れ出ることで「ジェット」とも呼ばれる)。

試験品に対して実際に水のかかるおそれがある全ての方向から放水ノズルを使用して放水する。均一に放水させるために試験台を一定速度で回転させながら放水する。

無通電状態で規定の噴流試験を実施後、点灯動作確認で正常に点灯が確認され、ガラス内及び口金内への水の侵入については、ガラス内部は目視による確認、口金内部は分解による確認が行われ、どちらも水の侵入が無かったことが確認されました。

上記のJIS試験により、本製品の防水保護等級はIPX5に適合していることが第三者機関によって確認されました。

余談ですが、計画当初は「外来固形物に対する保護等級」(いわゆる防じん保護等級)も取って【IP65】に適合させる計画でしたが、このJIS規格の防じん保護等級試験では、電球に穴を開けて真空引きポンプのホースを継手(ニップル)を介して電球に接続し、固定させた状態で試験装置に入れる必要があるということが分かり、ガラス(或いは口金部)に穴を開けて固定することが困難であるため、防じん試験については断念をいたしました。
残念ながらそのような理由で防じん試験はできませんでしたが、防じん保護等級においても問題なく【IP6X】に適合していると考えています。